NPOメディア|東京のがんばるNPOを訪ねて #05
塾に行けない子に、無料の学びの場を。
認定NPO法人キッズドア
「経済格差が、教育格差であってはならない」。この一つの信念を掲げて、2007年から子どもの貧困問題に取り組み続けているのが、東京都中央区に本部を置く認定NPO法人キッズドアです。
無料の学習会という、シンプルで強い答え
家庭の事情で塾に通えない。家に勉強できる場所がない。分からないことを聞ける大人が周りにいない——そうした子どもたちのために、キッズドアは無料の学習会を開いています。公式サイトによれば、首都圏と東北で、オンラインを含めて84の教室を展開し、2,000人を超える子どもたちが学んでいます。それを支えるのは1,300人を超えるボランティア。高校受験や大学受験に挑む子の伴走から、学び直しまで、一人ひとりの状況に合わせた支援を続けています。
学びの先にある「体験」や「暮らし」まで
活動は勉強を教えることにとどまりません。困窮家庭へのアンケートを通じた社会への提言、子どもたちの体験格差を埋める取り組み、保護者への情報提供など、「子どもの貧困」という問題の全体に向き合っています。現場の声を集めて社会に発信する調査・提言活動は、政策にも影響を与えてきました。
学びたいのは「現場と提言の両輪」
目の前の子どもを支える現場活動と、その現場から見えた事実を社会に届ける提言活動。この両輪がそろったとき、NPOは「目の前の誰かを助ける存在」から「社会の仕組みを動かす存在」になります。キッズドアはその生きた見本です。
団体プロフィール
- 名称:認定NPO法人キッズドア
- 所在地:東京都中央区
- 分野:子どもの貧困・無料学習支援・調査提言
- 公式サイト:https://kidsdoor.net/
出典:認定NPO法人キッズドア公式サイト/キッズドアとは(2025年12月閲覧)。本記事は公開情報をもとに当法人が独自に執筆したものです。