NPOメディア|東京のがんばるNPOを訪ねて #02
先生でも親でもない「ナナメの関係」が、10代を変える。
認定NPO法人カタリバ
思春期の悩みを、親にも先生にも話せない——誰もが覚えのあるあの時期に、「少し年上の、利害関係のない大人」との出会いを届け続けている団体があります。東京都中野区に本部を置く、認定NPO法人カタリバです。
学生の対話活動から、全国区の教育NPOへ
カタリバの始まりは2001年。学生による対話のボランティア活動としてスタートし、2006年に東京都からNPO法人の認証を受け、2013年には認定NPO法人となりました。高校に大学生や社会人が出向き、本音で語り合う出張授業「カタリ場」——親でも先生でもない「ナナメの関係」の対話が10代の心に火を灯すという発見が、この団体の原点です。
被災地の放課後から、探究学習、校則見直しまで
東日本大震災の後には、被災地の子どもたちに放課後の学びの場「コラボ・スクール」を開設。学校が機能を失った町で、子どもたちが学び続けられる場所を守りました。その後も、困難を抱える子どもの居場所づくり、全国の高校への探究学習の支援、生徒自身が校則やルールの見直しに取り組む「ルールメイキング」など、活動は教育のあらゆる場面に広がっています。公式サイトによれば、これまでに70万人以上の子どもたちへ活動を届けてきました。
学びたいのは「原点を保ったまま進化する力」
事業の形は年々変わっても、「どんな環境に生まれ育っても、未来をつくり出す力は育める」という信念と、ナナメの関係という方法論は一貫しています。原点を握ったまま、時代の課題に合わせて進化する——長く続くNPOの共通点が、カタリバにはっきりと見えます。
団体プロフィール
- 名称:認定NPO法人カタリバ
- 所在地:東京都中野区
- 分野:10代の教育・居場所・探究学習・被災地支援
- 公式サイト:https://www.katariba.or.jp/
出典:認定NPO法人カタリバ公式サイト/団体概要(2025年9月閲覧)。本記事は公開情報をもとに当法人が独自に執筆したものです。